トップメッセージ

パーパスに定めた
「サステナグロースカンパニー」 となることで
持続性ある成長と収益を目指します

株式会社船井総研ホールディングス
代表取締役社長 グループCEO
中谷 貴之

株式会社船井総研ホールディングス 代表取締役社長 中谷 貴之

2030年を意識したパーパスを策定

グループCEOの中谷でございます。
平素は船井総研グループを応援いただきありがとうございます。 私たちは、コロナ明けが見えた今、そして約10年ぶりの経営体制交代の今を機に、グループ経営をさらに加速し、力強い成長を持続させ、日本を代表する上場経営コンサル ティンググループを目指したいと考えております。

グループパーパスを策定

2023年1月、当社グループはグループパーパス『サステナ グロースカンパニーをもっと。』を策定いたしました。これは、これまでのグループ理念『人・企業・社会の未来を創る』、中核事業会社である(株)船井総合研究所のミッション 『明日のグレートカンパニーを創る』をベースに発展的にアップデートしたものとなります。当社グループの経営を10年単位の長期視点で考えたときに、
・当社グループ全社員が共感でき、パワーが出る、これからの仕事の志とは何か?
・当社グループでしかできない私たちらしい社会貢献とはどのようなものか?
・クライアント企業のモデルとして当社グループ自身が 目指すべき「令和(2020年代から)の良い会社」とはどのようなものか?
・日本を代表するプライム上場企業の求められる姿とはどのようなものか?
・予測不能な出来事の起こる時代にもしなやかに生き抜き成長する企業はどうあるべきか?
といったことを基に、約2年間の検討を重ね、策定いたしました。

『サステナグロースカンパニー』とは?

サステナグロースカンパニーとは、「サステナブル(持続的)」と「グロース(成長)」という二つの要素を掛け合わせた当社グループの造語です。
船井総研グループは、元々マーケティングコンサルティングからスタートしたコンサルティング会社であり、主要クライアントである中堅・中小企業の即時業績(集客や 売上)アップ、すなわち「グロース」にこだわりと強みを持ってきました。一方で、経営の世界的潮流である持続性、すなわち「サステナビリティ」に対する要請は日に日に強くなっています。
そこで、どのような状況でも業績を伸ばし、企業業績を持続的に向上できる強さと、持続性やより広いステークホルダーを思いやれる優しさを兼ね備えた会社を「サステナグロースカンパニー」と定義しました。
この2〜3年間にも、疫病・気候変動・エネルギー危機・インフレ・為替や株価の乱高下など、世界の動向が大きく変化したことは皆さまもご存じの通りです。そのような不確 実性の高い状況の中でも、当社グループは持続的に成長し、クライアントをはじめとした中堅・中小企業にとって一番身近なモデル企業であろう、そしてそういった企業を数多く輩出していこうという決意を表明するものです。
また、私たちのマザーカントリーである日本を中心にサス テナグロースカンパニーを増やしていくことで、個別の企業のみならず、地域や業界を変え、それが社会や国家にもより良い影響を与えられる存在を目指したいと考えています。

グループ理念体系のイラストに込めた想い

「グループパーパス」は“太陽”、そして「グループビジョン」 が“空”の部分にあり、その下に各社を象徴する“木”が林のように“太陽”に向かって一体感を持って成長しています。その各社にもそれぞれビジョン・ミッションがあります。
そして、「グループコアバリュー(Funai Way)」は“根(同根)”を支える“土”です。「創業者精神(Founder’ s Spirit)」は“水源”であり、“根”を通じて栄養を運んで “木”を成長させていくという関係性を示しています。

グループ理念体系

グループ社員との対話を通じて、「サステナグロースマインドセット」を浸透

「グループパーパスを単なるお題目ではなく、実効性のあるものとするために、グループ全社員との数十人単位の双方向ミーティング(タウンホールミーティング)を重ねています。
タウンホールミーティングとは、過去に視察で訪れた海外のテック企業の取り組みを自社に取り入れたものであり、リアルを中心に経営トップとグループ社員が直接対話する機会を作るものです。
緊急性は低いが重要度の高いテーマについて理解浸透を図るためには、このような対話の機会をつくり、経営からのメッセージを繰り返し伝えていくことが不可欠と考えています。
また、創業者精神、コアバリュー、ビジョン、グループパーパスなどを一貫性を持って理解、腹落ちする体験を通じて、「サステナグロースマインドセット」が一人ひとりに ビルドインされ、結果的にグループ経営のシナジー創出、持続的成長につながることを期待しています。

ステークホルダーの皆さまにおかれましては、今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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